ミッション
次の世代へ
知ってほしいこと。
日本の食卓を支える
〜まき網の存在意義〜
周りを海に囲まれた島国、日本。
漁業は古くから生活の中心であり、私たちの食文化を支えてきました。
日本が世界に誇る文化遺産「和食」は、魚食文化から生まれたもの。
そんな、日本人の生活になくてはならない漁業を、
私たちは、漁網製造の立場から支えています。
当社が専門につくっているのは、海外まき網漁という
南太平洋の海でカツオ・マグロ類を捕らえる漁業用の網。
スーパーなどで目にするお刺身やかつお節、ツナ缶は
その多くが海外まき網漁によって得られたものです。
まき網漁が日本の食を支えている、といっても過言ではありません。
「網大工」という仕事
私たちの会社がある石巻は、古くは伊寺水門(いしみなと)と称され
伊達政宗によって整備されたと言われる港町。
世界三大漁場といわれる金華山沖も近く、漁港としても発展しました。
そんな歴史ある石巻には、「網大工」も多くいたのです。
網大工とは、漁師たちが大切に使う漁網を製造・修繕する職人のこと。
あたらしい漁法の開発や、より魚がとれるように
漁網の設計・製造を行う網大工は
漁具のプロフェッショナルとして、頼りにされてきました。
当社の事業は、まさに「網大工」の仕事。
日本の食卓を支えるまき網漁師さんに、最高の道具を提供するため
職人たちは仕立技術を磨いています。
現在ではその数が少なくなった「網大工」たち。
当社の職人たちは、漁業の世界において、希少価値の高い人材なのです。
世界一の職人技を、
次の世代へ
世界中の漁船がしのぎを削る漁場において、世界一と言われる日本のまき網製造技術。
私たち漁法開発では、この世界一の職人技を次の世代に受け継ぐとともに、
伝統の技術をもとに新たな漁網を開発していきたいと考えています。
日々、進化が求められる漁網の世界で
私たちは世界の漁業をリードする、漁網づくりのプロ「網大工」でありたい。
漁法開発株式会社は、そんな思いのもとに設立されました。